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2015.09.05,Sat
入院して退院した。尿路結石です。軽く顛末をあれします。食事時とかに読むのは不適切かもしれないので、ご注意ください。

まず、昨日の起床時には特に何事もなく、12時頃に昼食を摂るときも普段と変わりなかった。様子がおかしくなったのは14時過ぎ。左の脇腹、肋骨の下あたりに痛みを感じ始めた。痛みは、経験したことの無いような質のもので、表現するなら「差し込むような痛み」という感じです。はじめは脇腹を攣ったか、もしくは腸の症状だと思った(子供のときから腸が弱い)ため、軟膏を塗り、正露丸を服用した。

しかし痛みがおさまる様子が無いので、かかりつけの内科の午後診療が始まるやいなや駆け込んだ。痛むのが左脇腹ということから、はじめは腸か腎臓の疾患を疑われた。そして問診や触診により、どうやら腸ではなく腎臓が怪しいということで、尿検査とエコー検査を受けた。

すると、尿検査の結果は正常の範囲内だったものの、エコー検査により左の尿管が腫れていることが分かった。内科の先生いわく「もしかすると結石かもしれない。いま行ったエコー検査では実際に石があるかどうか分からないけど、悪い場合を考えて、泌尿器科で診てもらうのがいい」と。

腎臓は左右にある。それぞれから尿管が出ており、尿管が膀胱へ、膀胱が尿道へと繋がっている。内科の先生は「左の尿管に石が出来てしまい、尿の詰まりを起こしたことで腫れているのでは」と推測したそうだ。

この診察結果が出た時点で、夕方になっていた。近くの泌尿器科へは急いで向かわないと外来受付が終わってしまうくらいの時間。痛みもあったし、間に合うように泌尿器科に行くのは半分諦めていたので、僕は「今日は様子を見て、明日泌尿器科に行こうかと思います」と先生に伝えた。しかしここで、先生に「今日行くのをおすすめする」と、つよく勧められた。もちろん無理強いする感じではなかったんだけど、なんとなく先生の語気や表情から、指示に従った方が良い気がした。

少し考えたのち、やはり今日行ってみると先生に伝えたところ、紹介状を書いてくださった。外来の予約連絡も入れていただいたので、急いで泌尿器科へと向かった。

どうにか外来の受付時間には間に合った。ただ、待合の間に容態が少し変化した。痛みが1段階、いや2段階ほど増したのだ。それに加え、疼く箇所が左の脇腹から中央へとだんだん移動していた。直感的に「トイレに行かないとやばい」と思った。

検査・診療待ちの途中に勝手にトイレに行くわけにもいかないので、看護師さんに「ちょっと我慢できそうにないのでトイレに行かせてください」とお願いした。「尿検査があるのでもう少しだけ待ってほしい」と返されたものの、無理を言ってトイレに行くことを許可していただいた。尿検査を先に行う運びに変えてもらうことで。

ところが、いざトイレまで来てみると尿が出ない。確かに「出る感じ」はあるのに……。それなりの時間粘ってみたものの、15mlほど最初に出たのみだった。これ以上は出せなさそうだったので尿検査が可能かどうか心配だったけど、検査を行うのには十分な量とのことで、安堵した。

ただ違和感はまだ残っている。残尿感、とはちょっと違う。「排尿予感」とでも表現さるべき感覚だ。つまり「漏れそうな気がする」。痛みとこの違和感とで、じっとしているのが難しくなった。発汗も止まらないし、座っていることが何よりつらい。顔を苦悶に歪ませ、口からはずっと「やばい」とか「きつい」とか「痛い」とか小声で発していた。そういう風にガス抜きをしていないと、頭が痛みと違和感に支配されそうだった。同じく待合をしていた方々には迷惑を掛けたかもしれないし、見苦しかったと思います。すみません。

レントゲンとCTを撮ってもらったあと、いざ診察室へ。先生から「率直に申し上げると、石が出来てますね」と伝えられた。内科の先生の読み通りだ。写真を見ると、左の尿管の出口あたり、膀胱の手前に結石があった。

座って先生の説明を受けていたんだけど、痛みがピークに達していたため、話の切れ間に「ちょっと痛みが強いので、立って聞いてもいいですか」と申し出た。すると先生は「確かに、座っていると膀胱が圧迫されるから痛むかもしれないね」と仰った。結局立たせるのもなんだからということで診察室のベッドに寝かせていただき、引き続いて結石の説明を受けた。そして、話の最後に一拍置いて「入院しようか」と提案された。ここまで来たのなら、僕にも断る道理は無い。

手術は無しで、保存療法。1日か2日で退院できるだろうとのこと。診察が終わってすぐに点滴を準備され、車椅子で病棟へと運ばれた(自分で歩いた方が痛くなかったかもだけど)。部屋に通され、看護師さんが退出してすぐにトイレに行ったんだけど、この時はまだ排尿が困難だった。

点滴は、記憶している範囲では2種類だった。いわゆる「3号液」と、痛み止め。3号液というのは電解質を含む維持液で、要するにポカリスエット的なものだ。これを最初から最後まで点滴されていた。もう一方の痛み止めは、病棟に移ってから少し経ったあとに一度だけ点滴された。この痛み止めがむちゃくちゃよく効いて、痛みがまったくと言っていいほど無くなった。これに入院も点滴も初めての自分はちょっとした感動を覚えた。

痛み止めが切れたあとには若干の疼痛があったものの、もっとも痛かった頃に比べると大したことはない。もうベッドに移動しているし、しばらくは動かずぼーっとしているだけだった。急な話だったのでタブレット端末くらいしか持ってきてなかったけど、これ1台でも暇を潰すのには十分。将棋連盟モバイルで深浦ー久保戦の中継を見たり、王座戦第1局や、前日の屋敷ー広瀬戦を振り返ったりしていた。屋敷先生の二枚銀は超格好良いですね。

20時か21時か、それくらいには自然に眠りに就いており、気が付かないまま消灯時刻を迎えていたようだ。「結構眠ってたなー」と感じつつ目が覚めた頃には明かりが消えていた。眠った気がしたのは感覚だけで、実際のところまだ22時半くらいだったんだけど、それはそれとして、トイレに行ってみたら久しぶりに排尿がスムーズだった。そして、石が出てきた。石が出たことを宿直の看護師さんに連絡すると「では明日、先生に確認してもらうので、それまで待機していてください」と指示された。

石が出てきてからは、痛みも違和感も完全になくなった。3号液を点滴されているので夜中に何回かトイレに行ったけど、もう問題があるようには自分では感じなかった。

朝を迎え、点滴を受け続けて待機していると、エコー検査を受けるようにと言われた。このエコー検査をしてくださった先生が何やら神妙な様子だったのでやや心配だったけど、しばらくして泌尿器科の先生が病室までいらっしゃって「エコー検査の結果も問題なかったので、退院できます」と仰った。なんでも、結石が出たあとでも尿管や膀胱が腫れてしまう、もしくは腫れが引かないケースがあるらしい。ただ今回は大丈夫だったため、無事退院できる運びになった。

痛みが始まってからおよそ21時間くらいで、入院、そして退院できた。痛みが最も激しかったのは昨日の夕方、泌尿器科の検査・診察の前後だったから、内科の先生の提案を退けて1日様子見していたらもっと酷いことになっていただろう。痛み始めてから間もなく内科に行けたこと、内科の先生に適切な判断を下していただいたこと、泌尿器科に当日中に行けたこと、すぐに治療を受けられたこと、石が無理なく出てくれたことなど、「不幸中の幸い」がたくさんあって今回は本当に助かった。

少し調べてみたところ、結石は生活習慣病に分類されるとのことだ。水分の不足、カルシウムの不足、動物性蛋白質の過多など、要因は多岐にわたるようだけれども、何より思い当たるのが「運動不足」。最近全然運動できないことは自覚していたけど、こういう形になって現れると運動せざるを得ないなと実感する。一番良かった頃(運動していた頃)に比べてだいぶ重くなっているので、体を絞ろうと思います。水をちゃんと摂りつつ。
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